髪の汚れを気にして、大量のシャンプーを使用していませんか。もしかしたらそれが薄毛の原因となっているかもしれません。なぜシャンプーの使い過ぎが薄毛を招くのでしょうか。薄毛を予防するための洗髪方法とともにみていきましょう。
シャンプーの使い過ぎはなぜ悪い?
洗浄力の強いシャンプーを使い過ぎることで、頭皮に必要な皮脂まで失われてしまい、頭皮を守るために皮脂が過剰に分泌してしまうことになります。すると、頭皮の毛穴がつまりやすくなり、抜け毛を招いてしまうことがあるのです。
また、頭皮には皮膚と同様に常在菌がいて、本来であれば脂肪酸という膜をつくり頭皮を守っています。しかし、過剰に洗い過ぎることで脂肪酸がはがれてしまい、頭皮の健康も損なわれてしまいます。過度なシャンプーの使用は、頭皮に必要なものまで奪ってしまうのです。
シャンプーなし洗髪とは
日常的にはシャンプーを使わずに洗髪を行うことで、人間本来のサラサラな髪を維持するとともに、薄毛を予防できるといわれています。頭皮の脂性で悩んでいる人に、改善する効果が期待できます。
シャンプーなしで洗髪をし始めると、頭皮が皮脂過剰の状態にあるうちは、ヌメリを感じることがあるかもしれません。しかし、シャンプーなし洗髪を続けることで、徐々に改善していくのです。
ただし、お湯だけでは落ちない汚れもありますので、月に1~2回程度はシャンプーを使うようにしましょう。
シャンプーを使うならノンシリコン
シャンプーを使って洗髪する際には、一般的なシリコン入りのシャンプーとは、髪のキューティクルを保護する効果があります。しかし、シャンプー後にシリコンの成分が頭皮に残ると、フケやかゆみの原因となるとともに、頭皮に負担をかけてしまいます。
そこで昨今注目されているのがノンシリコンシャンプーです。必要な皮脂まで奪ってしまうという一般的なシャンプーの欠点を補っています。
ただし、カラーリングを繰り返した髪などのダメージヘアでは、ノンシリコンシャンプーでは髪の表面が保護されず、さらに髪の傷みが進むこともありますので注意が必要です。
自分に合った方法で試そう
シャンプーが髪に悪いかどうかには、まだ化学的な結論は出ていません。フケ症の人や皮脂汚れが多い人はシャンプーを使わないことで、頭皮や髪の状態が悪化することも考えられます。
シャンプーなし洗髪にも、お湯や水のみを使用する方法のほかに、コンディショナーを使う、重層とレモン汁を使う、洗髪後に酢をつけるなどさまざまなやり方があります。
シャンプーなし洗髪が合うかどうかは、頭皮や髪の体質によって人それぞれですが、皮脂過剰や薄毛が気になる人は一度試してみませんか。
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