痛みで髪がチリチリに!そうなるまえにできる予防ケア
傷みにより髪がチリチリになる「ビビリ毛」を防ぐには、生活習慣や日々のトリートメントが大切です。髪の傷みは蓄積されていき、傷みに耐えられなくなった時にビビリ毛となります。ここでは、チリチリ髪の予防法や、チリチリ髪になってしまった場合の対処法をご紹介します。
ビビリ毛と呼ばれるチリチリ髪の正体
チリチリ・ゴワゴワになってしまった髪は、ビビリ毛と呼ばれています。髪がチリチリになる主な原因は、髪の傷みです。頻繁なカラーリングやパーマ、コテやアイロンの使用などが髪にダメージを与え、その結果としてビビリ毛を生じさせます。
チリチリした髪は、髪の毛が外からの負荷に耐えることができず、もともとの形状を維持できなくなってしまった状態にあります。たとえば、縮毛矯正を行う場合に、選ぶ薬剤を間違えたり放置時間が長すぎたりすると、ダメージが蓄積されることによってチリチリ髪になってしまうことがあります。
また、もともとの形状を維持できなくなるほど傷んでいるため、ビビリ毛を修復することは容易ではありません。
チリチリ髪を生活習慣から予防する方法
髪へのダメージは、日々蓄積されていくものです。紫外線によるダメージなどもあり、日常生活を過ごしているだけで、髪は少なからずダメージを受けています。
一度傷んだ髪は修復することが難しいため、普段からダメージを避けるようにしましょう。たとえば、帽子をかぶったり日傘をさしたりすることによって、紫外線から髪を守ることができます。
普段の生活でコテやアイロンを使用している場合には、髪を休める日を定期的につくるようにしましょう。タオルドライでは、決して髪を擦らずに軽く叩くイメージで水気をふきとり、早めにドライヤーで乾すとダメージを軽減できます。
トリートメントを使ってダメージを抑える方法
美容室へ行った時や家庭でトリートメントを使用し、日頃からしっかりと髪をケアすることが、チリチリ髪の予防につながります。トリートメントに含まれるシリコンは、紫外線や摩擦から髪を守ってくれます。
また、髪の内部にまでタンパク質成分を浸透させることで、ダメージ部分に栄養を補給することができます。トリートメントは、できるだけ毎日使用することを心がけましょう。
しっかりと水分を拭き取った髪にトリートメントをつけ、浸透させるための放置時間を設けることで、家庭でも十分なケアを行うことができます。
もしもチリチリ髪になってしまったら
チリチリ髪にならないように、日々予防を心がけることが第一ですが、もしなってしまっても髪を抜かないことが大切です。髪は、自然と生え変わるサイクルを持っています。そのサイクルを無視して髪を抜くと毛根にダメージを与えてしまい、その部分だけ髪が薄くなってしまう恐れがあります。
チリチリ髪がどうしても気になる場合には、抜かずに切るようにしましょう。
チリチリ髪を予防するには、生活習慣の見直しや、しっかりとしたヘアケアが大切です。また、日常のダメージから髪を守ることを意識し、美しい髪を保ちましょう。