毎朝鏡の前でさわる「前髪」。水で濡らしてもドライヤーでブローしても前髪がぱっくり割れてしまう、いつも同じ分け目になってしまう…という悩みを抱えている人はいませんか?「クセだから仕方ない」とあきらめる前に、前髪のケアとセットの方法を見直してみてください。
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前髪が割れる原因と誤ったヘアケア
前髪が割れてしまう方は、風呂上りの濡れた髪を自然乾燥させたり、少し時間をおいてからドライヤーをあててしまってはいませんか? 前髪が割れる原因は、「分け目の根元の生えグセ」。生え際の頭皮が自然に乾燥するまで放っておくと、クセがそのまま出てしまうのです。
クセをなくすのに大切なのは「お風呂からでたら1分以内に髪をブローする」こと。 濡れているうちに必ずブローする習慣をつけましょう
乾かし方の基本
- 乾かすときはまず右側から。つむじの上から下に向かうような感じで風を当てます。生えグセを潰すように左にもっていきましょう。
- ある程度乾いたら次は左側から右側に、それから真下に。分け目がつかないように乾かしていきます。
大半の人はつむじの向きから右側に生えグセがつきやすくなっています。逆向きにクセがある人は、上記の左右の手順を逆にしてみてください。右向きのクセは左側に、左向きのクセは右側に引っ張りながら乾かすイメージです。
両サイドに向かって真ん中からパックリ分かれている人は、両側から同じくらいの時間ずつ交互にドライヤーを当てましょう。
また、髪が濡れているときにクセの部分を指の腹でしっかり左右にこすりながらドライヤーを当てるのも有効です。 美容室のシャンプー後に美容師さんがよくやっているあの動作を真似してみましょう。 横髪との間に不自然な分かれ目が出来ないよう、前髪の幅より大きく取るのがコツです。
いずれにしても、前髪がどこで分かれるのか、自分の生えグセを把握することが大切です。
3つのポイント
1. 1分以内に乾かす
地肌は風呂上がり2分でかなり乾いてしまいます。角質が柔軟性を失い、クセがでてしまいます。その前にクセを潰してしまう必要があります。また、前髪は後髪などに比べて短いため、乾燥しやすく、真っ先に乾いてしまいます。バックやサイドは後回しにしましょう。
2. 風は上から、下から当ててはダメ
髪の根元のクセを取るように乾かすのですから、風は上から当てなければいけません。下から当てると髪が逆立ってしまいます。「前髪が浮いてしまう」という人も、これに気を付けるだけでかなり改善されます。
3. タオルターバンはNG
タオルターバンは変なクセがつきやすいのでやめましょう。タオルはサイドやバックの髪の水分を拭き取るために使ってください。