
「髪が柔らかい」と言えば聞こえがいいものの、実際は何をしてもぺちゃんこになってしまう髪に四苦八苦している方がほとんどです。軟毛でも扱いが簡単で、しかも可愛く決まる髪型は?ショートからロングまで、軟毛さんにおすすめの髪型を5つご紹介します。
トップにボリュームの長めショートで軟毛をカバー
軟毛がぺったりボリュームダウンしてしまうのは、湿気やスタイリング剤など外的な要因もありますが、「髪の毛自体の重さ」も見逃せない要因原因です。ですから、基本的には髪の量が少ないショートのほうが、ボリュームはキープしやすいということになります。
ただし全体に長さが短すぎると、「空気をいれる入れる隙間さえない」状態になってしまうので、前髪も含めて長めに残し、まとめるというよりは毛先まで動きを出す髪型がおすすめです。真っ黒だと子どもっぽくみえて見えてしまう場合は、カラーリングで立体感を出すと解決します。
ボディパーマでふんわりフェミニンなショート
軟毛ショートのスタイリングを格段と楽にしてくれるのがボディパーマです。ボディーパーマとは、簡単にいえば言えば「ウェーブを出さないパーマ」のこと。主にボリュームアップ目的で使われるので、軟毛にはぴったりです。長さのバリエーションもきくので、伸ばしかけの方や、ショートにしてもボーイッシュにはしたくない方にも向いています。
また、軟毛さんのショート+パーマスタイルは、「ショートに切ってからパーマをかける」ことが必須。あらかじめパーマがかかっている状態からショートにするだけではイメージ通りにならないので、オーダーの際は気をつけてください。
毛先にワンカールのお助けセミロング
軟毛に細いウェーブは古くさい感じになってしまうので厳禁ですが、かといってカールなしでは貧相になってしまう……という方におすすめの髪型が、毛先の一巻き分だけカールを出すパーマスタイルです。軟毛さんにありがちな、伸ばしかけの時期の毛先の寝ぐせとの戦いも回避することができます。
毛先だけパーマをかけるとトップのボリュームがダウンしてしまうのでは?と思われるかもしれませんが、セミロングくらい長さがあれば、毛先にしっかり動きと空気感があれば、全体的にボリュームアップしてみえる見えるのでご安心を。
前髪と毛先に厚みを出した、個性的なミディアムストレート
軟毛で直毛という髪質を生かすなら、レイヤーは最低限、シャギーはいれず入れずに、はさみで厚みをしっかり出したスタイルがおすすめです。美容師さんの技術が問われるスタイルですが、軟毛の方しかできないミニマムさを演出できるので、挑戦してみる価値はあると思います。毛先のハネが気になるようならアイロンで小さ目の内巻きをつくる作ると、うまく遊びが出て可愛いですよ。
女の子みんなの憧れ!外人風ゆるウェーブロング
軟毛の方が憧れの的になれる髪型です。外人モデルのくせ毛風ロングスタイルがイメージ。施術する美容師さんによってパーマの配分は変わってくると思いますが、トップから大きめのロッドでカールをつけるのが基本です。バランス的には、ノンパーマの状態でアンダーバストくらいまであるとベストですが、頭身とのバランスには気をつけたいところ。髪はすかずに毛先にもしっかり重みを出しておくこともポイントです。


