
軟毛さんにとって、ヘアスタイルを維持することは至難の技です。スタイリング剤もいろいろな種類が出ており、どれを選べばいいかわからない、という人も多いのではないでしょうか。
選択肢が多いのは嬉しいことですが、これでは迷路にはまってしまったときのようですよね。
そこでここでは、「ジェル」にだけ焦点を当てることにします。
ジェルはどんな特徴があるの?軟毛には向いているの?ジェルを使って軟毛をうまくセットするコツは?こんな疑問点に答えていきます。
ジェルってこういうもの
ジェルは、ワックスに比べるとややマイナーなものです。ただ、ワックスに比べるとスタイリング力に優れている、という特徴があります。また、非常に光沢感やツヤのある外見に仕上がるという特徴があります。
ジェルの場合、「短い髪の毛をうまく立たせたい」「短い髪の毛だけど、立った状態をキープしたい」という場合に向いています。
加えて、ワックスとは違い、水によく溶けるという違いもあります。雨の日や雪の日は困りものですが、シャワーなどで簡単に落とせるため、シャンプーのときなども手入れがラクです。
もちろんこれは基本的な性能であり、ジェルによってある程度違いはありますが、特徴としてはこういうものです。
軟毛さんとジェルの付き合い方
このように、ジェルにはメリットも大きいのですが、ジェルはスタイリング力が強い分、どうしても髪の毛が固まってしまいがちです。特に慣れていない間は苦戦すると思います。
軟毛さんの場合、髪の毛が固まると髪の毛がガチガチした印象を与えてしまう上に動きが少なくなってしまいます。
ただ、ジェルのスタイリング力はやはり魅力的です。そこで提案したいのが、ジェルとワックスを混ぜる方法です。
これは、手のひらにワックスを乗せて、そこにジェルを加えてよく混ぜることで完成します。比率としては、ワックスの量の半分のジェルを入れる、というのが最も理想的と言えるでしょう。
これを、髪の毛の根本あたりからつけていくのです。後は、ワックスやジェルの使い方に準じます。
「ジェルだけだと髪の毛が固まりすぎる」「ワックスだけだとキープ力に不安が残る」という両方の欠点を解消できる手段だと言えるでしょう。
この方法は軟毛さんに最適ですが、両方の良さを兼ね備えることのできる方法なので、髪の毛が固い方でも使えます。
一度試してみてはいかがでしょうか。


