カラーリング後のドライヤーの上手な使い方
カラーリングをした後、髪のダメージを減らしたいからとドライヤーを使わずに自然乾燥で済ませてしまったという経験はありませんか?実は、これは間違ったお手入れ方法。
カラーリング後の髪をキレイに保つためには、ドライヤーで髪を素早く乾かすことが大切です。今回は、カラーリング後のドライヤーの上手な使い方についてご紹介します。
なぜ自然乾燥で済ませてはいけないの?
一般的にヘアカラーと言われる永久染毛剤は髪内部に薬剤を浸透させて着色するため、どうしても髪に負担がかかります。だからと言って、ドライヤーを使わずに自然乾燥で済ませてしまうのはNG。入浴後、髪を濡れたままにしておくと、頭皮の常在菌が増えてしまうなど頭皮環境の乱れに繋がります。
また髪のキューティクルも開いたままになるため、カラーの退色も早く、摩擦によって髪が傷む原因に…。カラーリングをした後こそ、ドライヤーで髪をきちんと乾かすことが大切です。
カラーリング後のドライヤーの上手な使い方
1.やさしくタオルドライ
早く水分を取りたいからとタオルでゴシゴシ髪をこすってしまうと、水分を含んで柔かくなったキューティクルが傷ついてしまいます。毛先の水気を切ったらタオルで髪を挟み、手のひらで軽くポンポンと叩くようにして、やさしく水分を取るようにしましょう。
2.アウトバストリートメントをつける
カラーリング後は、髪が乾燥しやすくなっています。タオルドライをした後はオイル系かミルク系のアウトバストリートメントを髪の中間から毛先につけて、髪に潤いを与えておくようにしましょう。オイル系も良いですし、ミルク系は濡れた髪へのなじみが良いのです。
3.頭皮から乾かす
熱から髪を守るためにも、ドライヤーを使う時は必ず15~20cm程度離すようにしましょう。乾きにくい根元の髪を軽く持ち上げて、頭皮から素早く乾かすのがおすすめです。同じところにばかりドライヤーの風をあてると、傷みの原因になってしまうので注意しましょう。
また上からドライヤーをあててしまうと、髪が押さえつけられてしまい、ボリュームダウンに繋がります。その後のスタイリングを楽にするためにも、根元を立ち上げるように乾かしておくといいでしょう。最後に冷風をあてるとキューティクルが閉じ、保湿効果でしっとりまとまります。
ドライヤーを使う時は乾かしすぎに注意を
ドライヤーで髪を乾かしすぎてしまうと、逆に髪の乾燥を招いて、ダメージが広がってしまいます。8割程度乾いたら冷風に切り替え、乾かしすぎないよう気をつけながら上手にドライヤーを使っていきましょう!
最近は少なくなってきていますが、市販のドライヤーは風力が弱く、熱が強いものがありますが、それですとダメージに繋がりやすいので、出来れば風力が強く、熱がある程度あるものをオススメします。