
自分が剛毛か軟毛か、見た目でわかる人もいれば、どちらなのかわかりにくい人もいると思います。今回は、剛毛と軟毛それぞれの特徴と簡単に見分ける方法をまとめました。また、髪質別のおすすめスタイリング剤も紹介します。
手触りと見た目で剛毛と軟毛の特徴を知ろう!
剛毛か軟毛かは、手で触った感触と見た目の質感で区別することができます。まず、自分の髪の毛の根元を触ってみましょう。触った感触がザラザラしていたら剛毛、ツルツルしていたら軟毛タイプです。次に、髪の毛一本を指に10秒間巻き付けてみてください。
すぐに元に戻るなら剛毛、巻き付けた形がしばらく髪に残るようなら軟毛タイプといえます。また、髪が乾いた状態で光に当てた時の質感にも注目しましょう。ギラついているようなら剛毛、しっとりしているなら軟毛です。
髪質を簡単にチェックする方法!
手触りと見た目を確認したけれど、よくわからない。そんな時は、髪の毛を一本抜いて、簡単なチェック方法を試してみてください。まず、抜いた髪の毛を手にもって横にしてみましょう。下に曲がるようなら軟毛、ほぼそのままで下に曲がらないようなら剛毛タイプです。
次に、その髪の毛の両端を右手と左手で持ち、横に引っ張ってみます。ぐにっと横に伸びるようなら軟毛、力を加えてプチッと切れたら剛毛タイプと言えます。ほかにも、剛毛の場合は量が多く、くせがある人も多いことも特徴です。
剛毛と軟毛の中間の髪質の人もいます
チェックしてみたけれど、ある点では剛毛、別の点では軟毛の特徴があるという方もいると思います。髪質は人によって千差万別。年齢や髪への負担のかけ方によっても変化します。そのため、必ずしも剛毛と軟毛に明確に分けられるわけではありません。当然、その中間の髪質の方もいます。
よくわからない場合は、髪のプロである美容師さんに聞いてみるのも一つです。中間の髪質の場合は、イメージする髪型に合わせてスタイリング剤を選びましょう。
髪質別おすすめのスタイリング剤
自分が剛毛か軟毛かがわかったら、スタイリング剤も髪質に合ったものを選びましょう。軟毛の人は、剛毛の人に比べると髪のスタイルをキープする力が弱いと言えます。そのため、しっかりと髪型を作ることができるスタイリング剤を使いましょう。
おすすめは、油分の少ないドライ系やクレイ系のワックスです。髪のボリューム維持に役立ちます。また、スタイリング剤をつける前に、ドライヤーやアイロンなどで形を作っておくとよいでしょう。
剛毛の場合は、ボリュームを抑えて髪をまとめる必要があるので、ハードタイプのワックスなどがおすすめです。
剛毛か軟毛か、自分の髪質がわかると、スタイリングもずっとしやすくなります。セットが決まらなくて悩んでいる方などは、ぜひこの方法で自分の髪質をチェックしてみてください。


