
毎日あたり前のようにしているシャンプーですが、知らず知らずのうちに髪を痛めていることがよくあります。ここでは、髪を傷めないシャンプーの仕方や、シリコン入り・ノンシリコンなどタイプ別のシャンプーの特徴を紹介します。
シャンプーで髪を傷めないためには?
いきなりシャワーでお湯をかけて髪の毛を濡らしていませんか?シャンプーをする前にブラシで髪をとかすことで、汚れが浮いたり、髪のほつれが取れるのでシャンプー前のブラッシングはとても重要です。
その後、38度ぐらいのぬるめのお湯で髪をぬらし、手の平で泡立てたシャンプーで頭皮をしっかりと洗います。シャンプーをするときには頭皮を傷つけないように、指の腹を使って洗います。
最後はしっかりとシャンプーを落としてから、トリートメントやヘアパックなど内部に浸透させるものや、表面を保護するリンスをして仕上げます。
どのステップも手を抜くと髪を傷める原因になってしまいます。
シリコン入りかノンシリコンか、シャンプーは大きく分けて2タイプ
最近はノンシリコンを売りにしたシャンプーのCMも流れているので、ノンシリコンのシャンプーを選ぶ人も増えてきているようです。
シリコン入りシャンプーの最大の特徴は、シリコンが髪をコーティングして、指通りをよくすることです。髪の表面が傷んでパサついている人にはおすすめです。
ノンシリコンシャンプーは、シリコンで髪をコーティングしないので、カラーをしたときに色が入りやすかったり、パーマのかかりがよいといったメリットがあります。
また、シリコンは髪表面に付着するため、髪が重くなりがちです。髪のボリュームを出したい人はノンシリコンシャンプーの方がふんわり仕上がります。
シリコン入りシャンプーとノンシリコンシャンプーの注意点
シリコンは髪をコーティングして指通りをなめらかにしてくれますが、そのコーティング力のためにカラーの色が入りづらくなったり、パーマがかかりにくいといわれています。また、泡立ちもよく洗浄力も高めなので、地肌がデリケートな人は気をつけた方がいいでしょう。
ノンシリコンシャンプーの場合は、シャンプーはノンシリコンでも、同じラインのトリートメントなどにはシリコンが入っていることもあるので、完全にノンシリコンでケアをしたい人は、配合成分をしっかりとチェックしてから購入するようにしましょう。
頭皮の乾燥が気になる人には、自然派シャンプーもおすすめです
植物などの天然成分をメインに使ったシャンプーは、植物由来の成分なので、皮膚にやさしいことはもちろんですが、洗浄力も一般のシャンプーほど強くないので、頭皮の乾燥に悩んでいる人にはいいでしょう。
ただし、自然派シャンプーやオーガニックシャンプーは天然の成分を使って作られているため、値段が高いのがデメリットです。また一般のシャンプーに慣れていると、泡立ち力が弱いと感じるかもしれません。シャンプーのときに手の平の脂をしっかりと洗ってから使うなど工夫をしてください。
毎日のシャンプー、正しいシャンプー方法と自分の髪質や地肌にあったシャンプーを選んで、思い通りのヘアスタイルを手に入れてください。


