嬉しい効果がいっぱい!ドライヤーの冷風機能
どんなドライヤーにも、たいてい付いている冷風機能。あなたはきちんと使いこなせていますか?夏に髪を乾かす時ちょっと使う程度、という人も多いのでは?
実は、ドライヤーの冷風機能には、髪のために嬉しい、さまざまなメリットがあるのです。使わないともったいないドライヤーの冷風機能。その使い方と効果について紹介します。
髪のキューティクルを引き締め、ツヤを出す
濡れた髪を乾かす時に使われるドライヤー。濡れた髪は、髪表面を覆っているキューティクルが開いてしまっている状態。そのため、とても傷つきやすく繊細です。この開いてしまったキューティクルは、ドライヤーの温風を当てている時も開いている状態です。
そして、ドライヤーの熱が冷めていく時に、徐々に閉じるのです。そのため、温風で熱くなった髪を、冷風を当てて急激に冷ますと、キュッとキューティクルが引き締まり、髪にツヤができます。
ドライヤーで髪を乾かす時、8割ほど温風で乾かした後は、後は冷風で仕上げると、髪を乾かしすぎることもなく、つややかな髪に導くことができます。
ドライヤーの熱によるダメージを緩和させる
ドライヤーの熱は、どうしても髪を傷めてしまうもの。そのため、ドライヤーをかけるときは、髪から少し離して、熱が一ヶ所に集中しないように、ドライヤーを揺らしながらかけるのが鉄則です。これは、多くの人が実践している事ではないでしょうか。
このドライヤーのかけ方に、さらにいいのが、温風と冷風を交互に当てること。髪が熱くなりすぎず、適度な温度で乾燥させることができます。最近では、この温風と冷風が自動で切り替わる、スウィング機能がついたドライヤーも発売されています。
スタイリングが長持ちする
髪を乾かす時だけでなく、スタイリングする時にも冷風機能は大活躍します。
そもそも髪は、たんぱく質でできています。たんぱく質は熱を当てると柔らかくなり、冷やすと固まります。その性質を活かして、髪をスタイリングする時には温風で、そして最後は冷風で急激に冷やして固めることで、スタイリングがしっかりとキマり、しかも長持ちさせることができるのです。髪のうねりやくせ毛に悩む人には最適です。
ちなみに、これは夜、髪を洗った後に髪を乾かす時にも同じです。温風で乾かして最後に冷風で冷やすと、上記で説明したとおり、髪のツヤがアップするだけでなく、寝癖がつきにくくなり、翌朝のスタイリングが楽になる効果もあります。
冷風機能を使いこなしてツヤツヤヘアに!
いかがでしたか?意外に知られていない、ドライヤーの冷風機能の使い方とそのメリット。どれも、すぐにでも実践できそうなものばかりです。上手に使いこなすことができれば、朝のブローの時間の短縮や、髪のダメージ防止につながります。ぜひ試してみてください。