
髪を脱色するヘアブリーチは、キレイなカラーに染めたい場合に効果的です。しかしながら、次の3つの点に気をつけないと、髪を傷めたり、希望の髪型にできない可能性があります。ヘアブリーチを検討している人は、ぜひご覧ください。
傷みには要注意!ダメージに関するお告げ
ヘアブリーチは髪のメラニン色素を漂白して、白に近づけていく行為です。強力な薬剤を使うこともあり、髪が傷むことを覚悟しなければなりません。繰り返しヘアブリーチを行うと、髪の栄養分はほとんどなくなり、乾燥した髪になってしまいます。
さらに、ダメージがあまりにもひどい場合には、髪が溶けてしまうことも。傷んだ毛先から、髪がなくなっていってしまうのです。中でも、市販のブリーチなどは強力な薬剤が使われているので、使い過ぎに注意しましょう。傷みがひどい場合には、美容院に行くことがおすすめです。
思い通りの髪にできないことも?ヘアスタイルに関するお告げ
ヘアブリーチで髪がダメージを受けている場合は、パーマや縮毛矯正をかけることができません。傷んだ髪では、パーマや縮毛矯正の効果が薄れてしまうどころか、髪がチリチリしてしまうなど、よりひどい状態になることも想定できるからです。ヘアブリーチをしたうえでパーマや縮毛矯正をかけたい人は、美容院に相談してみましょう。
また、カラーに関しては、ブリーチをすることで大きなメリットがあります。明るい髪色やくすんだアッシュ系など、思い通りのカラーに染めることが可能です。ただし、明るすぎる色などは、色落ちしやすいこともあるので注意しましょう。
髪をダメージから守るのは自分!ヘアケアに関するお告げ
ヘアブリーチは髪を傷めるものですが、きちんとケアすることでダメージは抑えることができます。きちんとケアをしている人と、そうでない人のヘアブリーチには、はっきりと差が出ることが特徴です。
はじめての人には、美容院でヘアブリーチをしてもらうことをおすすめします。その場合には、ヘアブリーチの施術と同時に、トリートメントなども受けるとよいでしょう。
加えて、施術後に自宅でセルフケアを行うことも大切です。オイルやトリートメントを使って、髪をいたわってください。自分でヘアブリーチをした場合などは、一層のケアが必要になります。
3つのお告げを守れば、敬遠しすぎる必要はない
ヘアブリーチは、たしかに髪を傷める施術です。やればやるほど脱色が進み、明るい色に近づいていくので、つい頻繁にかけたくなることもあるかもしれません。しかし、髪のダメージを抑えるためにも、ヘアブリーチはなるべく期間をあけて行うようにしましょう。
自分でホームケアを取り入れたり、美容師に相談してヘアブリーチを行う分には、必要以上に敬遠しすぎる必要はありません。
ヘアブリーチをしたあとにカラーリングをするダブルカラーなら、明るい色に限らず透明感が出るというメリットもあります。髪へのダメージをできるだけ抑えるように工夫しながら取り入れてみてください。


