
カラーリングの時間はどのくらい放置すればいいの?取扱い説明書通りにカラーリングしても、自分の目安では髪を傷めてしまったり、失敗してしまいそうだったり。そんな悩みを抱えたことはないでしょうか?ここではセルフカラーリング時にキレイにムラなく染めるためのコツをお教えします!
contents
セルフカラーリング時の放置時間でよくあるQ&A
傷んでいる場合の放置時間は?
細くて柔らかい髪の方は規定時間を参考にすると染めすぎてしまう場合がありますので、規定放置時間よりも5分短めにおきましょう。
置きすぎてしまうと、色が明るくなりすぎるだけでなく、髪を構成しているコルテックスというキューティクルの内側の細胞がぼろぼろになってしまい、今後のカラーリングの色落ちが早くなったり切れ毛などの原因になる場合があります。
3.太く硬い髪の毛の場合の放置時間は?
少し染まりにくい性質の髪です。規定放置時間よりも4~5分ほど長くおきましょう。
4.放置時間を延長する場合の基準は?
目安放置時間が3/4経過した辺りで、細く取り分けた毛束のカラー剤を、付属の手袋をはめた指でキレイに絞り取り、髪の毛を直視したり、光に透かしてチェックすると、現時点での仕上がりがよく分かります。この時の染まり具合や色味によって、その後の放置時間を延ばしましょう。
キレイに染めるポイントを知る!
1.まずは染まりにくい部分を知りましょう
根本まで均一にキレイに染めるコツは、染まりにくい部分のカラーリング剤の量をほんの少しだけ調整して多めに塗ることです。
- 主に染まりにくい部分・・・もみあげ、えりあし
- 主に染まりやすい部分・・・こめかみ、頭頂部、産毛がある部分
人の頭部には温度差があるため、染まりやすさにこのような差がでてきます。
なお、見えるところから塗りたくなりますが、時間のかかる方はきちんとブロッキング(毛束が混ざらないようにクリップなどで止めること)して後ろから塗ると、ほぼ規定通りの放置時間で見えない部分まで均一に染まりやすくなります。
2.室内温度で染め上がりが変わるんです
染める環境の室内温度によって、カラーの仕上がりがとても変わってきます。標準室温は20~30℃と言われていますが、それよりも高いとカラー剤の反応は早くなり、気温が低いと反応が遅く染まりにくくなります。
3.まんべんなく塗ったらしっかりとコーミングしましょう
コームでとかすことによって、塗りムラや地肌へのカラーリング剤の溜まりを防ぐことができます。また、空気が毛髪に触れるためしっかり染まりやすくなります。
この時目の粗いコームを使用することがポイントです。毛髪の摩擦が起こらないよう、無理なコーミングには気をつけましょう。


