
くせ毛の人なら一度は憧れたことのあるストレートヘア。くせ毛の原因を知って、少しでもストレートヘアに近づける方法や、くせ毛を落ち着けてヘアスタイルを維持させるくせ毛対策を紹介していきます。
どうしてくせ毛になるの?その原因は?
くせ毛になる原因はいくつかあると言われています。まずは髪の毛が生えてくる毛嚢が曲がっているために、ねじれのある髪の毛が生えてくるタイプ。これは生まれつきなので、根本から解決は難しいです。
他には、ダイエットなどで髪に必要な栄養が足りなくなり、髪の太さや質が変わることによってもくせ毛になることがあります。この場合は食事を見直すことで改善されることも。
また、親がくせ毛だと子供がくせ毛になる遺伝や、大人になる過程でホルモンバランスが変わり髪質が変わることでくせ毛が出てくることもあるようです。
一言でくせ毛と言っても、2つのタイプに分かれます
くせ毛は大きく分けると「波状毛」と「縮れ毛」の2つのタイプに分かれます。「波状毛」は日本人のくせ毛で一番多いといわれているタイプです。一言で波状毛と言っても、緩いウェーブのようなくせ毛から、くっきりとした波状のくせ毛までいろいろあります。
このタイプのくせ毛の人の悩みは湿度が高くなると髪の毛のボリュームがアップしすぎることと、くせのある場所とない場所がありスタイリングしづらいことです。
一方の「縮れ毛」は髪の毛の1本1本がカールしているものです。天然パーマと呼ばれるのはこちらのタイプです。放っておくとアフロのようにボリュームが出すぎてしまいます。
くせ毛の大敵は水分ではなく、乾燥!
梅雨時など湿度が高いとくせが強く出てしまうくせ毛。そのため、くせ毛に水分は大敵だと思われがちですが、実はくせ毛は乾燥しやすく、乾燥しているため水分をすぐに吸収し膨張してしまうのです。
そこで、普段から髪の乾燥を防いで、しっかりと保湿をしておくことで、外部の湿気を吸収する量を減らせば、くせ毛がひどくなるのをおさえることができます。
くせ毛の人はドライヤーやヘアアイロンを使うことも多いので、必ずスタイリング剤などを使って髪の水分が逃げないようにするのはもちろん、保湿性の高いヘアクリームなどでしっかりとケアをしましょう。
くせ毛を目立たなくするドライヤーのあて方
くせ毛の人は、ドライヤーでの髪の乾かし方をちょっと工夫するだけでも、くせを抑えることができます。 シャンプー後にそのまま自然乾燥させるのはNGです。必ずドライヤーを使ってしっかり乾かしましょう。 まず前髪を根元から伸ばすように乾かします。
次に髪全体を、根元から毛先に向かって乾かします。8‐9割乾いた段階でブラシなどを使ってヘアスタイルを仕上げます。最後に冷たい風を当てて、髪のキューティクルを閉じ、髪の内部から水分が逃げたり、水分が入ってくせが出るのを防ぎます。
くせ毛の原因、特徴を知ることで、くせ毛対策の方法が見えてきたと思います。日ごろのケアと、正しいドライヤー使いでくせ毛の悩みを解決しましょう。


