
半月ほどで「色が抜けてしまった」「最初の色味と変わってきた」という経験はありませんか?これは内部に栄養や水分がなく、キューティクルのコーティング能力が低下しているため。染料が髪の内部にとどまれずに流れ出てしまいます。そんな状態を改善できるヘアケア方法について解説します。
色持ちをよくするケア方法4つ
1.洗髪は38度のお湯で
ヘアカラーは熱に弱いので、熱いお湯ではなく38度くらいの少しぬるいくらいで洗った方が色が長持ちします。また、色落ちだけでなく、熱いお湯で髪を洗うとキューティクルもはがれやすくなるため、内部のタンパク質などが流れ出て髪のダメージの原因にもつながります。
2.スタイリング剤の使用量を減らす
スプレーやワックスはたくさんつけることによってシャンプーで洗い流す回数や時間が長くなることが問題です。特に市販のシャンプーは洗浄力が強いので、何度もシャンプーしたり、時間をかけ過ぎることで髪の色落ちを促進してしまいます。
整髪料が落とし切れないことも髪の傷みの原因に。スプレーやワックスの使い過ぎには気をつけましょう。
3.ブローは8割程度に
しっかり髪を乾かすのはよい習慣に思えますが、乾かし過ぎは髪を痛め、色落ちが進んでしまうので普段から傷まないように意識することが大切です。髪の水分量も少なくなってしまいます。
ドライヤーは髪から10cm以上離して、髪の根元から素早く時間をかけずに乾かしていきます。8割程度乾いたらあとは自然乾燥させます。また、乾かす前に熱から髪を守るトリートメントなどをつけておくと、ダメージも少なく水分の蒸発も防げます。
4.髪のUVケアをする
夏場など日差しの強い時に外へ出ていると「髪の色が少し明るくなった?」と感じたことがあると思いますが、それは気のせいではありません。肌同様、髪も日傘や帽子でしっかりケアしないと紫外線のダメージでパサパサになり、ヘアカラーの色落ちを促進してしまいます。顔や体だけでなく、髪や頭皮の紫外線対策もしっかり行うようにしましょう。
ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法4つをご紹介しました。ぜひ今日から意識してみてください。


