
美容院でカラーリングなどの時によく耳にする「アッシュ」。これが、どのようなカラーなのかご存知ですか?ヘアカラーはたくさんあって、よく分からないという人も多いですよね。今回はカラーリングの基礎知識と、アッシュの色味についてご紹介します。
ヘアカラーの基礎知識について知っておこう!
自分に似合うヘアカラーを見つけたい!と思っていても、ヘアカラーはたくさんあり、結局いつも同じようなカラーに落ち着いてしまうという方も多いのではないでしょうか?
ヘアカラーを上手に選ぶためにも、まずはカラーリング(ヘアカラー)の基礎知識について知っておきましょう。
一般的にヘアカラーと呼ばれているものは、正式には永久染毛剤と言います。薬剤によって、キューティクルの内側にある毛皮質と毛髄質のメラニン色素を脱色し、薬剤の化学反応によって目的の色に染め上げます。
一度脱色しているので、好みのカラーに染めることができるのがメリットです。ただしアルカリや酸化剤を使っているのでカラーリング後は髪が乾燥しやすいため、トリートメントなどでしっかりと髪に潤いを与えておくことが大切です。
ヘアカラーは、大きく寒色系と暖色系の2つに分けられます。寒色系は髪の赤味を抑えたカラー、暖色系は寒色系とは逆に髪の赤味を活かしたカラーです。
どちらが似合うかは個人の髪色や肌色、瞳の色などによって変わってきます。自分にぴったりのヘアカラーを見つけたいと思ったら、パーソナルカラー診断をしてくれるサロンを選ぶのもおすすめです。寒色系の代表カラーがアッシュ系、暖色系の代表カラーがピンク系やブラウン系になります。
トーン(明るさの度合い)によって色合いも変わる!
それから同じカラーでも、明るさによってイメージは変わってきます。髪の明るさの度合いを示したものが、トーンと呼ばれるものです。5トーンから14トーンあたりまでがよく選ばれています。トーンは、数字が大きくなるにつれて明るさは増していきます。
5トーンは自然な黒髪に近く、就職活動中の学生などに支持されている明るさ。14トーンはヘアカラーで最も明るく、外国人風のカラーに仕上げたい時に選ばれることがあるようです。大学生にはやや明るめの9~10トーン、社会人にはそれよりもやや抑え気味の7~8トーンが人気です。
アッシュってどんな色?
アッシュ系とは髪の赤味を抑えた「グレー」の色味のことで、透明感のあるクールなカラーとして人気を集めています。黒髪はブリーチをする時にどうしても赤味が出てしまうため、青から青紫の色味によってグレーの色味を出しています。
アッシュと一言で言っても、アッシュブラック、アッシュベージュ、プラチナアッシュなど細かく分かれているため、美容院でカラー見本などを見せてもらいながら、自分に似合うカラーを選ぶのがおすすめです。カラー別にヘアスタイルが載っているヘアケアサイトなどで、希望の髪色を見つけておくのもいいでしょう。
ヘアカラーで自分の理想の髪色になりましょう!


