
くせ毛の方は、髪をセットする際に時間がかかったり、自由な髪型にできなかったりすることに悩みがちです。そこで今回は、これらの悩みを解消するためのセット時の工夫や、くせ毛の方におすすめのワックスについてご紹介します。
くせ毛をセットするときの問題点
くせ毛をセットするときの問題点としては、主に「自由度」と「時間」の2点をあげることができます。くせ毛は整髪料を使用しても、すぐに髪型が元に戻ってしまうことがあります。そのため、特に髪のくせが強い方はヘアスタイルが限られてしまい、髪型の自由度の低さに悩んでいるくせ毛の方は少なくありません。
また、くせの強い方ほど髪のセットには時間がかかります。特に出勤前など時間的に余裕がない場合には、しっかりと髪を整えることが難しくなります。
くせ毛のセットを楽にするためのコツ
くせ毛をセットする場合には、髪を少し湿らせた状態から始めるようにしましょう。完全に髪が乾ききっていると、整髪料やドライヤーなどを使用しても、くせの強さによって思い通りにスタイリングできないことがあります。
湿らせた状態である程度セットしたら、次はドライヤーでしっかりと乾かしていきましょう。この際に、くせを抑えたい部分を伸ばしながら乾かすことによって、くせを多少抑えることができます。
髪全体をドライヤーでしっかりと乾かした後には、再びドライヤーによって冷風をあてることが大切です。最後に冷風を髪全体にあてれば、表面のキューティクルが引き締められ、髪にツヤを出すことができます。
特にくせが強い方には、ハードタイプがおすすめです
ワックスを使用してセットする場合には、髪のくせの強さよりもキープ力が強いワックスを選ぶことが大切です。ワックスにもさまざまなタイプがありますが、中でもハードタイプのワックスはキープ力が強い傾向にあります。
ただし、軟毛の方がハードタイプのワックスを選ぶと、セット時に髪がつぶれてしまうことがあります。そのため、軟毛のくせ毛の方はハードタイプではなく、マッドタイプのワックスを選ぶといいでしょう。
ワックス選びではくせの強さだけでなく、髪の細さに着目して製品を選ぶことも大切なポイントです。
髪にツヤを出したい方には、ウェットタイプがおすすめです
ウェットタイプのワックスを使用すれば、くせ毛の方でも髪にツヤを出すことができます。ウェットタイプは油分が少ないため、ワックスの重さによって髪がつぶれることも防げます。ただし、ハード・マッドタイプに比べると、キープ力が弱い傾向にあるため、しっかりと髪をセットしたい方にはハード・マッドタイプの方が向いているでしょう。
くせ毛の方でも、髪をセットする際に工夫をしたり、ワックスを慎重に選んだりすれば、さまざまな髪型を楽しむことができます。今回紹介したポイントを押さえ、お洒落な髪型を目指していきましょう。


