
多くの女性が行っているヘアカラーリング。髪の色は、長さや形とともに、ヘアスタイルの大切なポイントです。髪の色が変わるだけで、顔の印象が全く変わってくることもありますよね。でも、髪の色は、人によって似合う、似合わないがはっきり分かれるもの。友達の髪色が素敵だからといって安易にマネしてみても、同じように自分も素敵になるとは限らないのです。
では、自分ににあう髪の色は、どうやって選べばよいのでしょうか。カラーリングの際に気を付けたい、色選びについて紹介します。
色選びのポイント3つ
ポイント1:瞳と肌の色で選ぶ
美容院でもよく言われることですが、髪の毛の色は、瞳と肌の色で判断すると、顔の印象から浮いてしまわないと言われています。特に肌の色との相性はとても大切で、色選びを間違えると、肌の色がくすんで、汚く見えてしまう危険も。
まずは、自然光の下で、自分の肌の色をよく確認しましょう。
・肌の色
青みがかった肌はブルーベースと言われ、赤みのある色(レッド系、ブラウン系など)が似合います。黄色がかった肌はイエローベースと言われ、赤みを抑えた色(ベージュ系、グリーン系)が似合います。
また、肌の色が黒い人は、イエロー系の色が、白い人にはブルー系の色が似合うとも言われています。自分の肌の色のタイプと、肌の明るさ、いつも使っているファンデーションの色を考慮しながら色を選びましょう。
・瞳の色
瞳の色が薄い人は、薄い色が、瞳の色が濃い人は濃い色が似合います。同じブラウン系でも、瞳の色が薄い人は、ライトブラウンを、濃い人はダークブラウンを選ぶといいでしょう。
ポイント2:髪質で選ぶ
硬くて太い髪が、明るい金髪だとどうしても違和感があるのと同じで、髪質によっても、似合う色と似合わない色があります。硬くて太い髪は、ブルー系の落ち着いた色、細くて柔らかい髪は、イエロー系の明るい色が似合います。
また、髪質によって、カラーリング剤の入り方や、色の出方が大きく変わります。髪が硬くて太い場合は、カラーリング剤が髪に入りにくく、時間をかけないと色が入りません。逆に、柔らかくて細い場合は、色が入りやすく、短時間で明るい色になります。
髪の傷みや地肌のトラブルにつながるので、あまりおすすめはできませんが、もし自宅で市販のカラーリング剤を使ってカラーリングする場合には、十分な注意が必要です。
ポイント3:生活スタイルで選ぶ
生活スタイルによっても、おすすめの髪色が変わります。普段太陽の下で過ごすことが多いアウトドア系の人は、太陽光の下で美しく見えるような髪色がおすすめ。太陽光に当たると、髪は明るく見えるので、カラーリングは、自分のなりたい髪の色よりもほんの少し暗めにした方がいいでしょう。
逆に、夜間活動や、室内での生活が多いインドア派の人は、蛍光灯の下で美しく見えるように、自分の希望よりも少し明るめの髪色がおすすめです。
髪のダメージにも要注意!
カラーリングとセットになるのが、髪のダメージ。カラーリングは、髪の組織を破壊して色を入れるため、どうしても傷んでしまいます。どんなに自分ににあったキレイな髪色になっても、傷んだパサパサの髪では、その魅力は半減します。
毎日のトリートメントでしっかりとケアしましょう。定期的に美容院でトリートメントをしてもらうことも大切です。また、パーマと一緒にカラーリングをすると、髪のダメージはさらに大きくなります。できれば、カラーリングとパーマは日にちを置いて行いましょう。
髪の色で、その人の印象は大きく左右されます。自分ににあった髪色をみつけて、ヘアカラーを思いっきり楽しみましょう。


